
ファッションはおしゃれに欠かすことのできないもののひとつです。参照>>メンズブランド買取
ファッションひとつでその人の印象を大きく左右するので、馬鹿にすることはできません。メンズファッションのひとつとして、強い人気を誇っているものがクラシックスタイルです。クラシックスタイルとはどのようなファッションスタイルであり、クラシックスタイルを着こなすポイントとは何かを紹介します。
クラシックスタイルとは
メンズファッションのスタイルは様々なものがあります。現代においてはストリートスタイルやミリタリースタイル、スポーティータイプなどが代表的ですが、そのようなファッションスタイルのひとつとしてクラシックスタイルというものもあります。
クラシックスタイルとは、一言で言うと、格式あるコーディネートのことです。きっちりとした印象を与えるファッションスタイルのことであり、ファッションそのものが目立つことはありません。ミリタリーやストリートスタイルが、緩いカジュアルなコーディネートと分類される一方で、クラシックスタイルは上品に見えるコーディネートに分類されるでしょう。
わかりやすい例をあげれば、映画のジェームズ・ボンドが着用しているようなスタイルです。またクラシックスタイルは、どのような年代であっても、どのような時代であっても男性を格好良く見せることができる普遍的なスタイルともいわれています。
ストリートやスポーティーなカジュアルスタイルは、若いうちは軽やかで爽快感を与えることができるスタイルではありますが、大人になるにつれて落ち着いた印象を与えたくなった場合には不向きです。その点クラシックスタイルは、ファッション自体に派手さはなく、地味なスタイルではありますが、着ている人を引き立たせ、落ち着いた印象を与えることが可能です。
男性の紳士さを際立たせ、大人の魅力を見せることができるスタイルがクラシックスタイルといえます。
クラシックスタイルの歴史

クラシックスタイルが誕生したのは、18世紀のイギリスであり、ジョージ・ブライアン・ブランメルが始まりといわれています。ブランメルは、平民の出でありながら親衛隊の騎士となり、陸軍大佐にまで上り詰めた超一流のジェントルマンと言われた人物です。
当時のイギリスは、貴族階級が当たり前の時代で、身分が厳しく定められており、親衛隊の騎士や陸軍大佐になるためには、ある程度の身分がなければ不可能なことでした。貴族や実業家、裕福な家の出ではないブランメルが陸軍大佐にまで上り詰めたことは、異例なことです。
そのようなブランメルが出世することができたのは、クラシックスタイルが大きく関係しています。ブランメルは、卓越したファッションセンスを有していたことで有名です。現代でこそクラシカルと呼ばれていますが、当時においては斬新なファッションであり下手をすれば浮いてしまうそのファッションを、ブランメルは完璧な着こなしと優雅な立ち振る舞いで定着させ、当時のジェントルマンの定義すら崩すに至っています。
やがてブランメルが着こなしたスタイルがクラシックスタイルとして定着し、かっこいい大人の着こなしとして現代にまで続いています。
クラシックスタイルのメリットとデメリット
クラシックスタイルは、大人の魅力を最大限に引き出すスタイルであり、かつ着る人を主役にするスタイルという魅力がありますが、もちろんデメリットもあります。クラシックスタイルのメリットとデメリットを把握したうえで着こなすことが重要です。
クラシックスタイルのメリットは、上品で衛生的、大人な雰囲気を演出してくれるほか、男性ならではの色気を引き出し、時代の変化にとらわれないことをあげることができます。一方で、デメリットとしては、派手さがないため地味な印象を与えるほか、固い雰囲気になり、着用するシーンが限られてしまうということがあげられます。
クラシックスタイルを着こなすポイント・ジャケットとシャツ
クラシックスタイルを着こなすポイントのひとつは、ジャケットとシャツ選びです。ジャケットを羽織っておけばクラシックスタイルになるというわけではありません。ジャケットといっても様々なものがある中で、クラシックスタイルを着こなしたいならばラペル幅が広いものを選ぶことが重要です。
ラペルとは下襟部分であり、この幅が広い方がクラシックスタイルの印象が強くなります。ラペルが広いと安心感や堂々とした雰囲気を出すことができて、落ち着いた印象となるでしょう。また、ボタンに関しては3つボタンの方がクラシカルな印象が強いです。
シャツに関しては、ワイドカラーが良いでしょう。
クラシックスタイルを着こなすポイント・スラックス
スラックス選びも重要なポイントです。幅が広くダボダボとしたスラックスを選んでしまうと、クラシックスタイルというよりも、仕事で着用するスーツといった印象が強くなってしまいます。細めのスラックスを選ぶとシルエットも美しく見えるでしょう。
また、スラックスの丈はくるぶし丈程度が良いとされています。
クラシックスタイルを着こなすポイント・小物
クラシックスタイルの、派手さがなく、地味であることは魅力でもありますが、着こなしの難しいポイントでもあります。クラシックスタイルの地味さは、小物を活用することでおしゃれにすることが可能です。胸ポケットに挟むチーフや、ネクタイピン、カフリンクス、時計などといったさり気ない部分で小物アイテムを活用すると、派手さはなくともおしゃれになります。
クラシックスタイルのメンズブランド

クラシックスタイルのメンズブランドはいくつかあります。低価格帯のブランドとしては、イギリスのASOSやシンプルでセンスのあるLEJUNなどが代表的です。長く愛用するためのものを購入するならば、中・高価格帯のメンズブランドとしてクラネオムやクールなオールセインツなどがおすすめです。